こんにちは
画家の青木鮎美です。
近頃はスーパーへ行くと有料のビニール袋があたり前になってきましたね。
そうなると欲しくなるのがマイバック
そのマイバッグ、手作りしてみませんか?
ということで、今日のおうちでアートは無印良品で購入した「布描きクレヨン」です。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=535x1024:format=jpg/path/sd81dd69b63c29472/image/i063154538ad42da8/version/1589877373/image.jpg)
こちらは数年前に購入したものなのですが、特定の色を使い切ると買い足していたので、気がつけば3箱目です。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=535x1024:format=jpg/path/sd81dd69b63c29472/image/if1c92478c75af601/version/1589877373/image.jpg)
マイバッグを作るために「布描きクレヨン」とセットで購入するのが、同じく無印良品で販売されているこの無地のバックです。
こちらは比較的安価で購入できます。
※料金の表は記事の下に記載しておきますので、参考にしてください。
このクレヨンは染色用描画材です。
仕組みとしてはクレヨンの中に含まれている油分をアイロンの熱で溶かして布に定着させるというものです。
今回はこの「布描きクレヨン」の失敗しない作品作りについて解説していきます。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=535x1024:format=jpg/path/sd81dd69b63c29472/image/i5ffd5f65b7d0356e/version/1589877373/image.jpg)
まずは作り方から
1.布にクレヨンで絵を描く
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=535x1024:format=jpg/path/sd81dd69b63c29472/image/i025adf235144cb4f/version/1589877373/image.jpg)
2.アイロンとキッチンペーパーを準備する
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=535x1024:format=jpg/path/sd81dd69b63c29472/image/i16cdb7dfd53dc401/version/1589877373/image.jpg)
3.キッチンペーパーをバックの中側と絵が書いてある布の上におき、アイロンをかける
以上でとりあえず完成しますが
失敗しないためのポイントがいくつかあります。
ポイント1 キッチンペーパーをケチらない
ポイント2 濃いめに塗った場合は最初のアイロンがけでキッチンペーパーを2重にする
ポイント3 失敗しないためにアイテムを使用する
以上3つです。
このポイント1、2を見て分かる通り、とにかくキッチンペーパーをケチらないことが重要です。
一回アイロンをかけたら、すぐに中の紙も上に載せる紙も交換しましょう。
ケチってしまうと、クレヨンの油分がキッチンペーパーに吸い取られずににじみます。
![キッチンぺーパーが吸収できる量を超えてアイロンをかけてしまうとこうなります。](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=733x10000:format=jpg/path/sd81dd69b63c29472/image/i66042a6fbdf6ffe7/version/1589873248/image.jpg)
さらにこのように反対側の布に色がつきます。
![混色したクレヨンは特に油分が多いように感じました。](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=733x10000:format=jpg/path/sd81dd69b63c29472/image/ibf08a445400e4ac4/version/1589873366/image.jpg)
こうならないためにも、こまめにキッチンペーパーは変えましょう。
ポイント3「失敗しないためにアイテムを使用する」
このアイテムとはピンセットのことです。
マスキングテープを使用する際にピンセットを使ってテープを剥がすと、布に余計な汚れが付かずに済みます。
上の写真はマスキングテープを使用して書いた絵です。
このマスキングテープを手ではがすと、手と布がだいたい汚れてしまいます。
そんなときは、ピンセットを使用するとよいです。
ここから先は
「布に描けるクレヨンあるある」
です。
あるある1. ステキな図柄を描きたい
あるある2. 細かい絵を入れたいけど、クレヨンだとムリ!
この二つのあるあるを解消してくれるアイテムがこちら
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=535x1024:format=jpg/path/sd81dd69b63c29472/image/ib3a496693ff298bd/version/1589877374/image.jpg)
・マスキングテープ
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=535x1024:format=jpg/path/sd81dd69b63c29472/image/i6da6332dbd9f6959/version/1589877374/image.jpg)
・ペン(水性)
ペンは0.05の極細水性ペンを使用しました。
※このペンはペン先がとても細いので、使用するときは無理に圧力を加えないように注意が必要です。
マスキングテープを使う
マスキングテープの使用方法は
マスキングテープを使用すると、誰でも簡単に幾何学模様(きかがくもよう)が描ける、という点です。
幾何学模様とはなんぞや
というとですね
凄くシンプルにいうと
○や△や□で構成した模様のことです。
例えば
春をイメージした色を
・桃色
・黄緑
・白
・青
として、この四色だけを使って色を塗っていくとこんな感じです。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=739x10000:format=jpg/path/sd81dd69b63c29472/image/i97fe25bad80086cc/version/1590839591/image.jpg)
秋をイメージして
・黒
・茶
・黄土色
の三色で構成して、こんな感じ
とか
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=740x10000:format=jpg/path/sd81dd69b63c29472/image/i341bda6efb4833df/version/1590839638/image.jpg)
このやり方だけでも組み合わせはいく通りもできます。
作り方はいたってシンプル
マスキングテープを使用して
1.先に入れたい模様をテープで作成
2.マスキングテープの上からクレヨンを塗る
3.アイロンをかける前にマスキングテープをはがす
以上です。
![マスキングがしっかり張り付いていれば多少ざつでも大丈夫です。](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=733x10000:format=jpg/path/sd81dd69b63c29472/image/icd9f5cfa5c29098e/version/1589875787/image.jpg)
ペンを使う
少し小さめな絵を入れたいと思ったのですが、クレヨンだと難しい!
なので、ペンを使用したら思った通りに描くことが出来ました。
左がクレヨン
右がペン
この布は先ほどの裏側にクレヨンが染み出してしまったものなので、両面に色を塗ってみました。
ということで、今回の「おうちでアート」は
無印良品の「布にかけるクレヨン」でした。
価格(2020年5月現在)
「無印良品」
布描きクレヨン 16色 590円(税込)
トルコ綿マイバッグB5 生成 150円(税込)
私がデザインしたエコバックはSUZURIさんにて販売しております。お気軽にご覧ください。
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