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3歩進んで、10歩下がって―「あさごち」6話 連載中です。

こんにちは

 

今週はタイトルに書いた通り、本当に、何をどういうテンションで書こうか迷っていました。

というか、今も迷っています。

 

それで、あえていつも通りでいかせていただこうと

 

ここ最近のブログでご紹介しているのは、私のしょうもない日常の出来事であったり

画材のことであったり

 

つまり、私にはそれくらいしか皆さんに提供できるものがないので

 

自分に出来る範囲のことで、皆さんに楽しんでいただきたい。

 

そう思って、いつもブログを書いています。

 

・・・・・

しんみりとしたところで

宣言通り、いつも通りブログを始めます。

 

はい!ってことで

大好評(私の中で)連載中の「あさごち」

 

今日はその舞台裏をお見せします。

 

この「あさごち」を描くまでの手順ですが

 

まず、散歩に行きます。

 

そして、自分が虫けらになったつもりで、ミクロの目線で小さくてかわいい花を探します。

探します。

 

探します。

 

はいっ!インスピレーションきた!

急いで家に帰ります。

 

画材を準備します。

使用するのは、鉛筆、シャーペン

 

不透明水彩

 

 

透明水彩

そして水

 

・・・・あれ?この水、いつからここにあるっけ?

 

記憶にない場合は水を入れ替えて、

描きます。

 

紙はあらかじめ水張りしたものを用意しておきます。

 

そんな経緯で出来上がっている「あさごち」ですが

 

お話はその都度、即興で考えています。

 

ラストはああしよう、こうしよう

 

という構想があるのですが

 

縛りをつくらずお話が描きたい

 

というのが、今回この話を始めたそもそものキッカケなので

 

自由にやらせていただきます!

 

では、今週の「あさごち」です。

 

「あさごち」6話

水仙(スイセン) ヒガンバナ科の多年草
水仙(スイセン) ヒガンバナ科の多年草

ツタの絡まりを解いた後

 

道をさらに歩いて行くと

 

頭上で何かが揺れた。

 

ふと見上げると

 

うつむきがちに咲く黄色い花

 

瞬間、見とれて体がのけぞり、

 

倒れた体を支えるそのポーズは

 

ブリッジだった。

 

次回へ続く