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KOTOSHI NO OWARINI 2018

撮影後、林檎は青木が美味しくいただきました。
撮影後、林檎は青木が美味しくいただきました。

年末ですね。

 

皆さん

今年は

どんな年でしたか。

 

私は

今まで遠巻きにみていた世界に飛び込んでみた年でした。

 

と一言でいえば簡単ですが

具体的に何に挑戦したかと言うと

① 大学の生涯学習講座へ参加

② ①に伴いイタリアの「ルネサンス期」についてかじる

(出席した講義が難解すぎて、さわりだけ学んできました。

SABA彩子先生の講義がとても面白かったですが、

私の今までの勉強不足が半端なくて・・・、出直してきます。)

③ ①に伴い墨という画材に手を出す。

④ マッサージ通い(首回りが痛すぎて)

⑤ ヨガ通い(体の不調を治すには定期的な運動しかないと悟り)

⑥ 陶芸教室へ参加

 

あとなんだっけ

思い出せない。

 

逆に辞めてみたもの

① 絵本の話を無理やり作ること

② 長く所属していただけの美術団体

 

 

これくらいでしょうか

 

そしてそしてまた一つ、新しい世界へと踏み込んでみました。

 

それは、某アーティストのファンクラブへの加入です。

こちらの具体的な活動は

① 入会金1,000円を支払う。

② 年会費4,000円を支払う。

以上です。

らく~

 

その方とは、音楽家の椎名林檎さんです。

 

私が10代の頃からバリバリに活躍をされていた方なので、今更ながらなぜ?と自分でも不思議に思いますが

今年一番聞いた曲は林檎さんの曲です。

 

なぜでしょうか

歌詞とメロディーが骨の髄まで染みてしまいました。

 

椎名林檎さんの作る曲に私の精神年齢がやっと追いついたのだと思います。

 

そんな折、林檎さんのライブが定期的に行われているという情報をネット上で発見したので、さっそく抽選に申し込んでみたのですが、落選。

 

噂で、林檎さんのライブはチケットが取れないと聞いていましたが、本当だったのですね。

 

そして11月にまたライブが行われるという情報をキャッチ

 

ちょうどその情報を見たとき、林檎班だけチケット先行販売の抽選に申し込める期間の初日でした。

 

「林檎班」とは?

調べるとどうやらそれがファンクラブであることが判明。

 

次のライブがまた開催される保証はない

今回もチケットの倍率が半端ないから、一般で応募したらまた落選するであろう

 

だから

それだったら

一度きりの人生

覚悟を決めて

人生初、ファンクラブへ入会しました!

 

見事、チケット当選しました!

何事も行動あるのみでした。

 

当日、人込みにまぎれながら会場へ入りました。

 

すげー人の数

大スターだ

 

私は会場で席を探してさまよいました。

 

なかなか見つからない。

 

警備員の人に聞いてみました。

 

そしたら、ステージの前から17列目くらいの場所に案内されました。

 

ええっ!!

近い!!

なんてことだ!!

 

ラッキーでした。

 

そしてさらに新たな出会いも

 

最初、席に座って開演までの時間本を読んでいたのですが、不意に横の方が携帯か何かを落とされ

すいませんと私の足元から携帯を拾い上げました。

女性でした。

 

あっ、いえいえ

 

だかなんだか言って本に目を戻すと

 

感じる視線

 

あれ、なんかこの人まだこっち見てる

 

女性は私から視線を外さずに言いました。

「林檎班ですか?」

 

きたー!!

 

そこからファン同士の交流なるものが行われました。

女性は北海道から一人で車や飛行機や電車を使って来たそうで、今日は近くの東横インへ宿泊すると話してくれました。

以前にも大阪のライブに参加したけれど、こんないい席は初めてとのことで、「お互い、ツイてましたね」と会話しました。

 

女性はここまで一人旅だったからか

いろいろと話してくれました。

以前から林檎さんのファンだったこと

林檎さんに関わる他のバンドマンたちについてのこと

生まれ変わったら林檎さんの子供になりたいこと

浮雲さん(林檎さんよくタッグを組む男性アーティストです)の奥さんになりたいこと

あれ?

なんか話が

えっ?

林檎さんの子供になりたいの?

えっ、無理だよ

産んでくれたお父さんとお母さんに今すぐ感謝した方がいいよ

と思い始めた頃、ライブ開始

ライブ終了後

アンコール待ちの間

女性が言いました。

 

女性「今回、衣装にあんまりお金かけてなかったですね。

ああ、きっとあの歌のときに付けていた肩パットに私たちの1万円が使われましたね。

あれルイ・ビィトンだったし」

青木「そこ!?見てるところそこだったんですか」

女性「前のときはもっと衣装が豪華でした」

青木「じゃあ今回はあのルイ・ビィトンの肩パットに費用が掛かったんですね」

女性「(苦笑)」←なんでだよっ!

そしてアンコールステージ再び

ライブ終了

青木「またあの肩パット出てきましたね、たしかにルイ・ビィトンでした」

女性「ええ、グラサンもルイ・ビィトンでした」

青木「見てるとこ!」

 

彼女に好きな歌手はと聞くとCharaもYUKも好きだそうで

 

浮雲さんをみては「渡部篤郎に見える」と言ったり

 

どうやら好みと世代が一緒です。

 

そして話していて分かる

だいたい同じような思考回路

 

ってことは…

 

はい、二人とも

 

30分以上しゃべくり倒して

 

お互いの名前すら聞かず

 

さよならしました。

 

 

お前らっ!

 

名前っ!

 

名前くらい聞いておこうよ!!

 

どんだけめんどくさがりなんだよ!

 

私、また幸運にも

林檎さんのライブに行ける機会があれば

 

きっと彼女の姿、メッチャ探します(笑)

 

そしてまた会えたら、今度は名前くらい聞いてみたいと思います。

 

すてきな一期一会に出会えた年末に乾杯。

 

 

ああ、そうだった!

林檎さんのライブ

今回は「不惑の余裕」というタイトルのライブでした。

「不惑」というのは40才をさす言葉だそうです。

「四十歳にして迷わず」=「私は四十歳になって人生の方向性が定まり迷いもなくなった」

という意味らしいです。

中国の思想家、孔子が晩年に振り返った言葉だとされているそう

ちょうどライブ中に林檎さんが四十歳の誕生日を迎えられたことからつけられたタイトルでした。

林檎さんが一生懸命歌っている姿が見れて最高でした。

演出も、そこまで見せてしまって(体ではないです)大丈夫!!?と思えるくらいファンサービスが旺盛で

笑いどころもたくさん用意しておいてくれて

なんだろう

至れり尽くせり

お母さんみたいな包容力で会場のお客さんを出迎えてくれているみたいな

 

ちょっと、これ以上喋ると林檎さんのファンの方に怒られそうなので

やめますが

とにかく2時間が一瞬で、夢のような時間でした。

 

では

 

今年の最後に

 

今日まで応援を続けてくれている家族や友人

 

忙しい時間の最中

 

私のホームページへ訪れて

ブログや絵を見てくださる

 

皆さまに感謝をして

 

ナマステ

 

間違えた…(ヨガの影響)

 

ありがとうございました。

 

来年も皆さまにとって幸多き年となりますよう。

 

よいお年を!