今日は先月の個展「青木鮎美展―過去への疾走―」で来場者の方に書いていただいた私への質問に答えていきます。

① 次に行ってみたい国は?
メキシコです。
フリーダ・カーロの国に行ってみたい
② 以前のお仕事のこともお聞きしたいです。
税理士補助業務という税金の計算をするお仕事でした。
③ 今度描いている現場がみたいです。
今回の個展で集中してやりすぎてしまい、腰を痛めたので(床に座って描いていました)
絵描きさんたちに助言をもらい、こういう形にしてみました。
机は自宅でできる小型ピンポン台(息子と遊ぼうと購入しましたが、埃をかぶって数年・・・。机としての新しい人生を送っていただくことにしました。)
机の上に置いてあるトレース台は、有限会社三起社さんの商品。現在はもうこの型は製造しておらず、私は人から譲り受けました。
机に敷いてあるシートは昨日偶然世界堂で半額セールで売られていた「デスクマット(コクヨ マ-447NⅯ)」です。
元がピンポン台だけに、境目がデコボコしてしまっていたのですが、これで問題解決です。
これからもさらに作業しやすくするために改良していく予定です。

椅子も新調!
これは「通販生活」で購入した「デュオレストチェア」
私的には高額でしたが、腰痛を予防できるなら、と思い購入しました。
ときどき静電気がおきるので、そんなときは「静電気防止スプレー」を振りかけています。

④ 絵を描くときに一番大切にされていることは何ですか?
パッションです。
⑤ 何の画材が一番描いてて面白いですか?
特にこれ、というものはありません。
ただしばらくテンペラ画を続けていく予定です。自分に向いているなと感じるので。
私は何を描きたいかで画材を選んでいるので、あー、この表現がやりたいのにやり方が分からない、ということがあまりないようにしています。
といってもとても全種類の画材には手を出せませんが・・・。
私にとって、画材は私の表現したいことを一緒に考えて助けてくれる最高の相棒です。もうみんな大好きです。
新しい画材に出会うとすぐ仲良くなりたいなぁ、一緒に遊びたいなぁ、と思ってしまいます。
⑥ “描きたい”という衝動はいつ起こりますか
良い作品をみたときや、好きな音楽を聴いているときで、つまり何か感情がゆさぶられているときです。
衝動がおきなくても締切が迫っているようなときは、衝動が起こるような画集を足の先につけて重しにして
深い海の中へもぐるように、作品の中へ入る努力をします。
⑦ これからどんな作品をつくっていきたいですか?
絵本を作りたいです。
お話が書きたい
それ以外はまっ・・・・たくのノープランです。
⑧絵について、様々なアドバイスをいただけたら
画材などについては、これからこのブログでいろいろと紹介していきたいなぁと思っていますが、技法については、今一つ一つ勉強し直していてる最中なので、皆さんの役に立ちそうな情報があれば随時紹介していきますね。
最後に、「過去への疾走」にお越しいただいた方の中に、
「私は絵が下手だから描けない」と言う方が何人かいらしたのですが
それは裏を返せば最高の個性を持っていることだと思います。
ある一定基準の絵を描ける人は、たくさんいます。
でも、その中で抜きんでた個性を持った人は僅かです。
その中でこうやって私は画家という職業で活動させていただいておりますが
残念ながら私には抜きん出た個性はありません。
じゃあなぜ描き続けているのかと聞かれと
それは、絵を描くのが楽しいからです。
自分の好きな世界を表現できるなんて、最高に贅沢なことだと感じているからです。
だから、「下手だから描かない」なんて言われると
「もったいない!」
と本気で思ってしまいます。
絵は、うまいもへたもないから、面白い
だから、そんな方こそ、白い紙と鉛筆で、自分だけの感じている世界を描いて欲しいです。
私は・・・人から批判されても半分以上聞いてないです(笑)
※今回のアンケートであと一つ、時間をかけてお答えしたものがあったので、それはまた後日お答えしたいと思います。書いていただいた方、しばしお待ちください!
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