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天然原毛画筆シリーズ 210 holbein(ホルベイン)

新しい水彩用の筆を購入しようと、世界堂新宿店へやってきました。

 

どんなものが欲しかったというと、柔らかくて細部の描写に適した中くらいの太さのものです。

 

今まで2,000円以上の水彩用の筆を購入したことがなかった私ですが、以前から値段の高い筆の描き心地を試してみたかったのです。

 

どれくらい違うのだろうかと。

 

そんな気持ちで筆売り場にきたわけですが、

 

値段をみて、はいビックリ

 

これ~、いいかも

 

と思った筆の値段

 

30,000円

 

何の冗談?全然面白くないんですけど

 

と斜めに構えてみましたが、やはり値段は何度みても30,000円

 

お金っていくらあっても、足りないんですね

 

こわい

 

お金って、こわい

 

心臓がドキドキしてきたので、自分のお財布の中身に見合ったもので最高額5,000円までなら出せるので、5,000円の筆を購入しました。

 

それがこれです。

ホルベインの「天然原毛画筆シリーズ 210」

 

ホルベインのパンフレットによると「210」は毛腰がやや柔らかい、というところでしょうか

 

実際筆に触れてみると柔い感触は今まで触れてきた筆の中でもダントツです。

 

説明には「細く繊細なリス毛独特の柔らかく豊かな絵具含みと、自然な穂先揃いが特徴」とありました。

 

リスの毛はイタチ(セーブル)のような弾力はないけれど柔らかく細いので、絵具の含みが非常に良く穂先もよくまとまるので、水彩画に適しているそうです。

最後に穂先の形

 

私はあまりラウンド(丸)以外の筆を使用したことがないので、無難にこの穂先を選びました。

ラウンドはさまざまな動きができるので、細部描写に適しています。

ただ、大きな画面を塗り込みたいときなどは、フラット(平)の筆を選ぶとよいみたいです。

今度試してみよう。

 

で、使用した感想ですが

 

正直、まだ使い慣れず、筆が思うように動いてくれません。

 

水もよく吸い込むので、意識してタオルで水分量を調整しないと水がダボダボになってしまいます。

かと思うと、細い線がスッと引けたりと、完全に筆にもて遊ばれいる感覚です。

 

とにかく、場数を踏んで(いろいろ描いて)慣れていくしかないですね。