· 

「林明子原画展」へ行ってきました。

銀座三越で行われた林明子展へ行ってきました。

忘れないように前売りチケットを買っていたにもかかわらず

すっかり忘れていて慌てて行った展覧会

友人がこの展覧会へ行ったという情報を流してくれて、開催中であることを知りました。

教えてくれた友人、感謝です。

 

林さんの描かれた原画の数々

技術が凄くて、何度原画を見てもその技法を真似することは無理だなと思いました。

私の大好きな絵本「はじめてのおつかい」の原画も全部あり、夢のような時間でした。

また描かれている子供たちがどれもリアルで、その日の会場には親子連れが多かったのですが

子供たちがみんな林さんの絵本から抜け出たかのようでした。

会場は最終日が近いこともありで大混雑。

途中で疲れてきたので、一度どこかで休んできてからまた入場しようかと思いましたが、再入場禁止だったので

根性で最後までじっくり見てきました。

 

そしてお土産コーナーに売られていた「はじめてのおつかい」の中に登場する牛乳パックが販売されていました。

もちろん購入

この展覧会のために林さんが書き下ろしたパッケージだそうです。

中にはミルクラスクが入っていたのですが、このラスクがまた美味しい。

図録も販売されており、購入して帰宅したのですが、ページを開いてくたびに少し嫌な予感がありました。

カラー原稿って印刷によって色がまったく変わってきちゃうのです。

色校正が間違っていないことを祈りながら「はじめてのおつかい」紹介ページをめくっていきました。

多少の差異なら目をつぶるしかないと思いつつ見ていくと

 

商店で牛乳を買いにいた女の子の後ろに現れる男の人のジャケットの色

 

「こんな濁った色、林さんが出すわけない」

そう思い、すぐに絵本を確認しました。

 

図録ではP54-55

絵本では9見開き目です。

著作権の関係で写真は掲載できませんが、この図録にあるおじさんのジャケットの色を林さんが出したと思われるのは、林明子さんのファンとしてはやるせないです。

 

本来の絵と、印刷やインターネットなどの媒体を通しての絵は違うのだろうと分かっていれば多少は目をつぶれるのだろうけど

大好きな作家さんの作品の評価をあきらかに下げるような仕事に関しては、黙って見ていることはできませんでした。

今回は、残念なお話としてブログで紹介させていただきました。